研修期間:1ヶ月
中頭病院小児科は1982年の開院以来、中部地区の地域中核病院として三次医療機関の県立中部病院及び、琉球大学医学部と連携し、主に二次患者の入院治 療と一般 小児科のプライマリケアを担っています。
対象患者が胎児~15歳と範囲が広いため、小児科は複数の指導医で対応します。
小児科で他科と著しく異なるポイント〔対応の仕方、投薬量、輸液量 、カロリー、処置など〕がありますが、外来・入院を通してそのポイントを学びます。
日常生活で取り扱う疾患〔呼吸器感染症、アレルギー疾患、消化器疾患、尿路感染症など〕の診断と治療を中心に研修を行いますが、新生児においては一般 新生児の管理と病的新生児の診断と治療および、帝王切開時の処置なども研修します。
外来では診断に至る経過を学び、時間外の夜間外来においては小児の救急〔喘息発作、熱誠痙攣など〕及び、その対応を研修します。
病棟では、指導医とともに担当医となり、回診を通して検査データの解釈や治療及び、母親への対応の仕方を学びます。
週1回の抄読会では、研修医自ら興味のある外国文献を発表し、質問の受け答えをすることで、近い将来の学会発表に備えます。